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「エージェント・オブ・シールド」をオススメ!

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「エージェント・オブ・シールド」をオススメ!

自分が最近ハマってるドラマをオススメ。今回はマーベルのドラマ「エージェント・オブ・シールド」!記事ではマーベルの映画シリーズであるマーベル・シネマティックユニバース(以下MCU)のネタバレが含まれるのでご注意を。といいますか、自分はこのドラマをまだS2までしかみていないので、逆にコメントなどでS3以降のネタバレはご容赦ください。人には厳しく自分に甘い。

MCUとのつながりは?

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MCUにも登場する国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」の活躍を描くスピンオフのドラマ。主役はエージェントであるフィル・コールソン。あれ?映画「アベンジャーズ(12年)」で彼は倒されたはずじゃ・・・と思ったアナタ、そのとおりなんです。が、しかしこのドラマでは復活している。ご都合主義ではない。生還の謎、なぜ自分が生き返ったか?というコールソンの苦悩がドラマの核のひとつとなっていく。

「エンドゲーム(19年)」でアイアンマンことトニー・スタークを失うことになったけど、このコールソンの方法を使えば復活できるのでは?もしかしてもしかしての復活あったりして!?なんていう妄想するのも楽しい

MCUでS.H.I.E.L.D.は壊滅的ダメージを受けるが、このドラマでは内部で何が起こっていたか描かれる。他にもマイティ・ソーに登場したレディ・シフが現れるエピソード、ヴィブラニウムを巡る陰謀、などなどMCUファンなら嬉しくなる要素がたくさんある。

しかし!期待させるようなこと書いてはいるが、このドラマ、はっきりいってMCUと切り離して考えた方がいい。自分も最初はMCUの番外編的な要素を楽しみで観てたんだけど、大人の事情の路線変更があったのか、だんだんMCUとの接点も薄くなっていく。しかし!だがしかし!このドラマは面白いんですよ!MCUとかどうでもよくなりました。MCUとか期待せず、このドラマ是非観て欲しい。

でもこのドラマ、ほんとにMCUから独立してしまったのかは謎。だって「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(19年)」でラストにニック・フューリーがいた場所って、あれはやっぱり…とか考えてしまうけれど。

スパイアクションだ!

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MCUとのつながりはおいといて本作の魅力に触れよう。フィル・コールソンがリーダーに抜擢されたチームの活躍を描く物語。S.H.I.E.L.D.の使命は、国を超えた脅威から人類を守ること。超常現象、怪事件、別次元や地球外からの侵入者。そして炎を操る能力に目覚める者や、怪力を持て余すようになった男、などなど特殊能力を持つ人間との接触である。彼らはヒーローとして協力者にもなり得るが、ヴィランとして危険な存在にもなる可能性も拭えない。

事件や特殊能力を持った人間に対抗するコールソンのチームは、特別な能力を持ったスーパーヒーローではない。訓練を受けたエージェントとはいえ、人間である。ゆえに彼らは協力し、自分たちの持つ特徴、能力を結集させて対抗する。チームとしてメンバーが織りなすドラマが本作の最大のポイントだ。スパイドラマであるからには、潜入やガンアクション、そして最先端の技術を生かした秘密兵器!などといった007ばりの展開も、存分に楽しめる。だけど重要なのはチームのメンバーのキャラクターの熱いつながりなのだ!

これがチーム・コールソンだ!

ここからはメンバー紹介もかねていく。動く前にやらなきゃいけないのは情報収集。担当するのは、どんなコンピュータにも侵入出来る腕前を持つスーパー・ハッカーの才女・スカイ(後に名前が変わる。これはまあ、みてのお楽しみ)。

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もとはS.H.I.E.L.D.のメンバーではなかったが、ある事件をきっかけに、コールソンのスカウトによってチームに加入する。エージェントとしては正規の教育を受けていないこともあり、作戦よりも目の前の人を助けようとして非情な組織のあり方に疑問を持つこともしばしば。彼女の若さがチーム全体に影響を与え、彼女自身の成長もドラマのポイントだ。演じるクロエ・ベネットがキュート!お父さんが中国系の人だそうで、なんとなくアジア系の我々でも親しみがわくようなルックス…のような気がする。それにしても最近の映画やドラマってなんでもコンピュータでなんでも情報が手に入ったり操作できちゃうから、誰がどこにいるのか、何があそこにあるとか、すぐにわかるので話が早く進みすぎて大変である。それだと話が成り立たない場合があるので、逆にコンピュータに侵入できない理由をつくるために四苦八苦してるよね。

未知の生命、有史以前の機械。集めてきた手がかりを研究室で分析するのはフィッツシモンズの科学者男女コンビ。

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●●エネルギーだのXX鉱石じゃないか?とか、現実からちょっとだけ浮いてるウソとホントがうまい具合にまざりあったSFな感じがよい。興味で周りが見えないくらい夢中になってる二人の雰囲気だけで楽しい。そして早口で自分の見解を速射砲のようにまくしたてる共鳴している感じに萌えちゃう。細胞やら生物に強い女性のキュートなシモンズ。そしてメカが得意分野のフィッツが創り出す秘密兵器にも注目だ。道具からくるワクワクのスパイドラマの面白さを創り出すコンビである。恋人なのか親友なのか?どうなっていくのかなあ。これもドラマの楽しみだ。

非情な組織なんである

スカイとフィッツ’シモンズは、いわば現場のバックアップである。最前線で任務にあたるエージェントもいる。

まずメリンダというキャリアある女性。

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しばらく現場を離れていたが、コールソンのお目付役としてチームに参加。サブリーダー的存在で、コールソンが意見を求める相手だ。彼女はチームの拠点となるジェット機の操縦も担当。フィッツ&シモンズの研究室、作戦会議室、尋問ルームなど、チームのオフィスはこのジェット機の中にある。チームは専用ジェットで常に移動していて、世界中の事件に対処するのだ。空飛ぶ秘密基地!なんてイカす設定なのか。実際、ドラマでも世界中が舞台となっていてスケールがでかい。それなりに映像は力入ってます。一回沖縄が出てきたけど、まあ…なんとか日本人にとってギリギリ許容範囲だったかな。

メリンダは銃撃戦はもちろん、接近戦の格闘でも強い!演じるこちらもアジア系のミン・ナ・ウエンのアクションに大注目!

そしてチームのエースであるウォード。

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戦闘、機械操作、潜入時の演技力。どれをとってもトップクラスの実力。ルックスもシュッとしてるけど、見た目通り?非情な命令にも従う生粋の敏腕エージェントである。エージェントとして教育を受け、百戦錬磨の”戦士”であるメリンダとウォードは、現場を知らないバックアップ組と対立することもしばしば。彼らの甘さにいらだつウォードと、厳しさをみせながらもチームメンバー全員に寄り添うメリンダ。チームの人間ドラマも面白い。

ドラマは進む。自分もその先は知らない

スカイには出生の秘密があるらしく、コールソンは自分がなぜ復活したかの理由、身体の変化に悩んでいる。メリンダは一人になると、どこかの誰かとコソコソ連絡をとっている。どうやらチームを監視しているらしい…エピソードごとの事件もありながら、ドラマ全体を通しての物語もスリリングだ。

さらにはS2からは夫婦でチームに加わるバーバラとハンター、大男でメカニックのマックなどさらに多彩なエージェントも加わってくる。

だけどね、ここまぜ散々スパイモノとして楽しい!って書いてきたのに、S3からはちょっと作品の方向性が変化してきてる部分もある・・この先どうなるかは是非これを読んでる人が確かめて欲しい。自分も知らないし、これからどうなるか楽しみだ。シリーズはS7まで132話もある。配信サービスの料金の元を取るには充分の作品だ。いやー時間が無限にあればいいのにね。でも毎日一話ずつでも結構観れるから気長に楽しんでいこう。SFスパイアクションの本作はオススメ!