あーでもなければ、こーでもない!(ここがメインになるのか??)

読書、映画、プログラミング、野球などなど。おもいがままに書いてくぞ!

ブログ引っ越し中・・・過去記事を転載(15/06/02)読んだ本、感じるままに書き飛ばし! PART1

過去記事(15/06/02)から転載

 

 

読書の感想って最近書いてないな。また書きたい。

---------------------------------------

きよぼんである。(JD加藤さん的な書き出し)
最近読んだ本の感想を、ちゃんとまとめもしないで、書き飛ばします!

幼年期の終わり
 アーサー・C・クラーク 著

ネタバレです。でもこのネタバレを読んでから本を読んでも、おもしろさに影響はないです。

突然、世界の主要都市に異星人の巨大宇宙船が現れる。彼らは「オーバー・ロード」と呼ばれ、地球人に科学技術を提供してくれるのだが・・・・

というあらすじ。この異星人というのが宇宙船から出てこない。地球に飛来して何十年とたっても、声だけのコミュニケーションで人類の前に姿を現さない。この異星人がどんな姿してるのか?というのが物語前半の興味を引っ張るわけですが、その正体は伝説の「悪魔」の姿をしていたという展開。

異星人いわく「わたしたちの姿に人類が抵抗心をなくすのを待っていた」

おおお、これはおもしれー!と思ったのですが、後半はこの異星人の姿形についてはスルー。人類の進化とかいう話にうつっていくわけですが、そんなことより、なんで異星人の姿が悪魔なんだ?人類の歴史とどういう関係があるのか?そっちのほうが気になった。

空飛ぶタイヤ
 池井戸潤 著

自分としては池井戸さんの小説って、小説として面白いかというと微妙だと思ってる。たとえば宮部みゆきさんの小説には、文章を読むおもしろさがあるんだけど、池井戸作品にはそれがない。

だけど読んでいると面白い。ぐいぐい引き込まれる。止まらなくなる魅力がある。いわゆる文学的要素がないので読みやすいけど、だからと言って軽すぎるというわけでもない。これは一体なんなんだろう?と考え中です。

●未確認生物UMA大全
 並木伸一郎 著

UMAはいる!その前提のもとに押しまくるのが気持ちイイ。否定派の意見もちょろっと載せるが、それも踏み台にして倍返しに反論する。勢いがあっていい。

やっぱり否定ばっかでもつまんないわけですよ。いい歳になったおっさんだからこそ、こういう本を楽しみたいものです。

月は無慈悲な夜の女王
 ロバート・A・ハインライン

地球の植民地である月が、独立を目指して革命をおこす物語。作中、革命を成功させるための方法論、組織論が語られるけど、これがおもしろい。でも、これ「大人」のおもしろさだから、中学生のころの自分が読んでも理解できなかったかも。そういう意味では、良い時期にこの本に巡り会えたと思う。本を読んだときに何かを感じ取れるかは、そのときの自分の感性、知識、経験が関係する。それは早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。知識があればいいというもんでもない。いい本を読めるかどうかって、出会いだと思う。

作中、月の行政をとりしきるメインコンピュータの人工知能・マイクが革命側の味方になる。盗聴もできるし、データを書き換えたり超万能。そりゃこんな重要な部分を抑えたら、革命側が勝ちますわ。なので圧倒的不利なところからの逆転劇、というドキドキ感はなかったかな。



・・・というわけで読んだ本の雑感でした。また一冊にしぼったレビューも書きたいですし、こういう雑記もやっていきます。そしてポプコムとか他の記事もやりますですよ。

ではまた次回!