※ブログ引っ越し中・・・過去記事を転載 (15/06/19)きよぼんの映画にもいろいろある 観た映画、感じるままに書き飛ばし! PART1
過去記事(15/06/19)を転載
この頃に映画について書いた文章のほうがキレがある気がする・・・
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きよぼんである。最近観た映画の感想を、まとめもせずに書き飛ばす。次回こそはポプコムについて書くのでよろしくです。
●ルパン三世
「こんなのルパンじゃない!」と酷評されてるが、これダメっすか!?きよぼんはこの映画嫌いじゃない、いやむしろ高評価である。人が嫌いって言ってるものを好きっていうのは勇気がいるねえ。でも小栗のルパン、玉山の次元がカッコイイと思うんだよな。イメージは違うけど黒木メイサの不二子もいい。ストーリーはグダグダだし、物足りないところもあるけど、「ルパンしてる」と思うのだ。充分合格点である。
このあたりはきよぼんが「ルパン三世」にそれほど思い入れがないせいかもしれない。好きな人ほど許せない部分があるのかねえ。
きよぼんとしては「ルパン三世」とはアイコンのようなものだと思ってる。つまり初音ミクみたいなもんで、基本線さえ外さなければ、別にどうつくられようがいいじゃん、という緩いスタンスなのだ。
初音ミクは自由すぎるかもしれないけど、それでも今回のルパンはそれほど外れてないのでは?いろんなルパンがみれることが楽しいし、今回のように実写という形でルパンがみれることをおもしろがりたい。マジで続編を期待している。
●ゴジラ2014
ハリウッド制作のゴジラ。前回のハリウッド版とはちがって、この2014年制作の映画は、日本版へのイメージに近づいている。出来は悪くないし、ハリウッド側がすんごく日本版をリスペクトしてくれてるのは、びんびん伝わってくる。だが全く心に響かない。どうしてだろうねえ、これ?
やっぱゴジラって日本人の映画だからなんじゃないかな。ゴジラは地震、津波の脅威を潜在意識に抱えるこの国の物語。だからゴジラはやっぱり日本人がつくるべきだと思うのよ。
●プロメテウス
企画段階では「エイリアン」より前の話、「エイリアン・ゼロ」と言われていた。U-NEXTでレンタルした直後に「企画変更されてエイリアンと関係なくなった」という情報をネットでみつけて、ええええとなった、それがこの作品への最大の興味だったのにね。
古代遺跡の情報を元に生命の起源を求めて、宇宙船プロメテウスで出発するというのがストーリー。終わり方があいまいで多くの謎を残すけど、SF映画としては楽しめる。まあ、「エイリアン」と直接関係ないとわかった時点で、どーでもよくなったから、そう思うのかもしれないが。
●白雪姫殺人事件
この映画の宣伝で「ネット炎上」という言葉が使われてたけど、事件とネットはあんまり関係ない。この展開はネットがなくてもおこってるのでは?そして問われるべきは綾野演じるTV制作者の報道姿勢だろう。「アダルトビデオをみてたらムラムラしてしまった」という痴漢高校生じゃあるまいし。これをネットのせいにされてもなーという思いがある。
しかしながら映画としては非常に秀作。各証言者の言ってることがすれ違うことによって謎が展開していくストーリーは見応えがある。つまり現代社会がどーたらと目新しさの宣伝が目立つが、実はこの映画のおもしろさは古典的な構成の中にある。
今回はここまで!ほんとは「エンジェルウォーズ」も書きたかったけど、ストーリー説明がややこしそうだったから、あきらめた。